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ひ っ そ り と

掌の小説、足で蹴ること

 題の言葉のふたつには、何も繋がりは無い。




 掌の小説とは掌編小説の事である。
 足で蹴るとは、足蹴の事である。
 つまりこのふたつの言葉の共通点は、「言葉を分解した」とでも言おうか。
 
 私はその生配信放送から席を追い出され、ぼうっと有料会員への勧誘画面を眺めている。
 元々は動画それも著作権無用に集めて流していたサイトが、一般人から月額費をとって自前で配信させるサービスを始め、軌道にのったからかプロ向けにコンテンツとして放送配信を行い、一般会員は人気放送から追い出されるシステムとした。
 観ている一般人は、コメントを文字チャットの要領で打ち込むことで画面にコメントが流れ、他人とそれによって一体感や臨場感を味わえる。けれどもコンサートや将棋対局といった人気の放送では、一般人は後から入ってきた有料会員に席を追われ、放送を楽しむことも難しい。
 インターネットならではの楽しみ方が、テレビ以下の理由で追い出されるのだ。

 私はしかし、それほどそのプロ放送は見ていない。麻雀のプロ対局をたまに見たり、将棋の公式戦中継を見るくらいである。それらは、臨場感があり、又、テレビでは未放送であることが多い点が理由である。
 滅多に観れないコンテンツを無料で観る事ができる、それがテレビよりもネット放送を選ぶ理由だ。
 ライブであれば、有料でコンテンツを放送するサイトはいくつもあるのだ。
 
 本当に好きなものであれば、お金を出して観るのは筋であろう。
 ただの暇つぶしなのだから、テレビを見るのと同じ気持ちで放送を探しているのだ。
 だから、自分の知っているゲーム配信を主に見る。そうやって常連になった放送主のものを見続ける。
 
 私は一般人だから、資本社会の前では無力なのだろう。そんな事をぼんやりと思った。
 
by derikayuki | 2013-09-16 22:01
閉じられた収納箱に喩えられる団塊の世代ジュニアが醸し出す日常と非日常を稀に公開して後悔して消すという実験?!

by 鞍馬天狗(旧名は消しました)