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ひ っ そ り と

静かな夜に愛が生まれる(ぽっ)

 ・・・なにもないんですけど(苦笑)。

 某サイトで、廃盤になっていまとなっては聴くことの出来ない曲を、聴いた。
ピアノ主体の歌は、シンプルで、裸にちかい歌詞だから、とても胸をうつ。
 いや・・流行しているような明るい単純さとは真逆だ。その意味では暗い部類。
説明をするよりも聴いたほうがきっと話が早い。
 柴草玲さんの「遺伝子」という曲である。

 静かな夜にひとりでPCからこのひとの音楽が流れてきて,
わたしは、ひととき、愛について孤独ないまを実感してしまう。
甘美な、それでいて斜め下を振り返させるモノローグ。
 ひとはどれだけ愛し合っていても結局はひとりずつなのだ。
そんなことをふっと気づかせる歌声。

 こんな曲ばかり繰り返し歌うのはきっとからだにわるい。
だから「会話」というアルバムで。物語る曲にシフトしたのだろうか。
だから「小唄婦人」でユーモアに走ってしまったのだろうか。

 シンプルに感情を歌うよりも、シャンソンのように大仰に感情を爆発するほうが、
あるいは楽曲を作ったときの感情を呼び起こさせなくていいのかもしれない。

 それはともかく、
この曲を聞いたあとに電話がなって、友人がハイテンションだったために、
この曲との落差にわたしはびっくりしたのでした。
by derikayuki | 2010-08-07 22:53
閉じられた収納箱に喩えられる団塊の世代ジュニアが醸し出す日常と非日常を稀に公開して後悔して消すという実験?!

by 鞍馬天狗(旧名は消しました)