ひ っ そ り と

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依存症・カーネーション

 主題歌がらみで紅白出場って、リンゴさんそれでいいの?と思った。



 椎名林檎さんの本心は知るべくもないが、業界で生きていくには仕方のないことか。
勝訴のリンゴさんのロック魂はどこへ。
 あ、事変でやってるからいいのか。音楽という楽しさを忘れないでほしい。

 勝訴で好きな曲に、依存症がある。
過程=家庭と捉え、私は勝手にこの曲を不倫ソングと認定して、妻ある男に惚れて
苦しむ女性に共感して涙する・・・これでは高校生の時に中島さんの曲でうるうるした、
あの頃と変わってないではないか・・・。

 ドラマチックなものはキライではない。大好きだ。でも、オペラだと勉強がいるから、
そういうのはスルーしてきた。
 娯楽で泣かされるのは歓迎する。現実ではいやだけど。
泣くとすっきりする。いや、依存症を聞いて毎回泣くわけじゃないよ。念のため。

 ひとに依存するというのは、自分の欠けた半分を求める意味では、自然の姿だ。
でも、その半分がほんとうか、にせものかと疑うようでは、それは愛ではない。
 偶然とか必然とか考えるうちは、その程度の仲なのだろう。
そして、ごたごちゃとしたそういう気持ちなんかデートで口にしたことはない。
目は口程に物を言う。
 視線から恋がはじまるように、言わなくても伝わることって少なからずある。
ただし、伝えないといけないこともやっぱりあるから難しいんだけど。
 まぁ、依存というと聞こえが悪いから、助けあいと言い換えようか。
山田詠美のある短編で、そういったことが描かれていた。

 男は売れない漫画家の卵。女はバリバリのキャリアウーマン。
女はやむをえず男と同居し、生活の面倒を金銭的に担っている。
ある日女は男の漫画を売り込みに行き、担当者と食事する。
担当者の男性は、彼女に恋人の作品かと尋ねて、それとこの食事とは関係ない、
私は美しい女性と食事をしている、このことだけで楽しいのだ、と言う。
不思議がる彼女に漫画の担当者の男性は言うのだ。
「あなたと暮らしている男性も、あなたに与えているんですよ」
帰宅した彼女に、同居する彼は料理を作って迎えてくれた。

 あぁ。こんな骨だけ差し出してもしょうがないね。いま読み返したら、楽しいなんてチャチな言葉、登場人物は使ってなかった。
「彼女の等式」
収録してるのは、イグアナのシッポが印象的な作品集
山田詠美「120%COOOOL」。
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by derikayuki | 2011-12-30 01:24 | いわゆる詩