人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

ひ っ そ り と

カズレーザーに知性の薫り

 さっき深夜放送でお笑い番組を見た。芸人がフリップを基に提案やクイズ等を出す、企画書みたいなものか。
 カズレーザーが彼の推す小説の書き出しを紹介してた。最初のうち、村上龍や山田詠美を出すから、なんで今ごろ大御所wかよと思ったが、そのあとは村上由佳はまだしも、僕の知らない作家が出てきて安心した。
 だって私、ここ一年以上まともな新作小説は開いてない。
 文学賞受賞作すらスルーしている。
 人間は、小説や文学が無くても生きていけると知った。
 暇潰しに推理小説を読む代わりに、名探偵ポワロをドラマで見る。
 文学作品を味わう時間に、僕はニコニコで将棋名人戦なんかを眺める。
 スポーツや真剣勝負を観戦することはドキドキしやすい。
 文字で同じように感じることは中々無い。
 小説を知っていることが賢いとは思わない。
 文化が基本的にはムダで構成されているように、小説も人生の余りだから。
 それの面白みを感じる者同士で趣味のセックス(交流)をすればいい。
 ゲーマー達がコミュニティーで会話するように掲示板を利用する。
 なんて時代なのかな。
 孤独を再認識するツール。それが読書であり、映画鑑賞であり、
 一人で慰める行為なのだろう。そうに決まっている。
 カズレーザーがどういう気持ちで小説の書き出しを紹介したのかは、
 仕事帰りに疲れて見ていたので断言出来ません。
 
 

by derikayuki | 2018-05-23 02:05 | 番組
閉じられた収納箱に喩えられる団塊の世代ジュニアが醸し出す日常と非日常を稀に公開して後悔して消すという実験?!

by 鞍馬天狗(旧名は消しました)