2018年 05月 23日
カズレーザーに知性の薫り
さっき深夜放送でお笑い番組を見た。芸人がフリップを基に提案やクイズ等を出す、企画書みたいなものか。
カズレーザーが彼の推す小説の書き出しを紹介してた。最初のうち、村上龍や山田詠美を出すから、なんで今ごろ大御所wかよと思ったが、そのあとは村上由佳はまだしも、僕の知らない作家が出てきて安心した。
だって私、ここ一年以上まともな新作小説は開いてない。
文学賞受賞作すらスルーしている。
人間は、小説や文学が無くても生きていけると知った。
暇潰しに推理小説を読む代わりに、名探偵ポワロをドラマで見る。
文学作品を味わう時間に、僕はニコニコで将棋名人戦なんかを眺める。
スポーツや真剣勝負を観戦することはドキドキしやすい。
文字で同じように感じることは中々無い。
小説を知っていることが賢いとは思わない。
文化が基本的にはムダで構成されているように、小説も人生の余りだから。
それの面白みを感じる者同士で趣味のセックス(交流)をすればいい。
ゲーマー達がコミュニティーで会話するように掲示板を利用する。
なんて時代なのかな。
孤独を再認識するツール。それが読書であり、映画鑑賞であり、
一人で慰める行為なのだろう。そうに決まっている。
カズレーザーがどういう気持ちで小説の書き出しを紹介したのかは、
仕事帰りに疲れて見ていたので断言出来ません。
by derikayuki
| 2018-05-23 02:05
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