2006年 02月 17日
毒を吐くぼくの声はあまりにもか弱い
日常に埋没する平和な二人なら怒鳴り散らす事件は滅多に起こらない
辛辣に批評する行為
友情と愛情と双方おなじ言葉なら遠くから見れば只の番に見えるだろう
しにきれないんだ
そんな普段着の僕には、制服の高校生が天使に見えたんだ
こんな横着者の僕には、妻と歩く若い夫が天使に見えた
僕には見えたんだ、
いきててよかった
歳末に助け合った平和な人たちならわめき散らす席といえば葬儀の後だ
歪にいがみ合う争議
愛情と財産と形ないもの同士なら遠くから見ても幸せに映るだろうに
しにきれないんだ
こんな貧乏人の僕には、誰かに遺すものがないままなんだ
そんな貧乏人の僕は言葉を書き残す、天使について
僕には見えたんだ。
いきてきてよかった
辛辣に批評する行為
友情と愛情と双方おなじ言葉なら遠くから見れば只の番に見えるだろう
しにきれないんだ
そんな普段着の僕には、制服の高校生が天使に見えたんだ
こんな横着者の僕には、妻と歩く若い夫が天使に見えた
僕には見えたんだ、
いきててよかった
歳末に助け合った平和な人たちならわめき散らす席といえば葬儀の後だ
歪にいがみ合う争議
愛情と財産と形ないもの同士なら遠くから見ても幸せに映るだろうに
しにきれないんだ
こんな貧乏人の僕には、誰かに遺すものがないままなんだ
そんな貧乏人の僕は言葉を書き残す、天使について
僕には見えたんだ。
いきてきてよかった
by derikayuki
| 2006-02-17 20:40
| いわゆる詩